RESUME

履歴書の書き方

基本項目

用紙
指定がない限りはA4版(A3二つ折り)を使用しましょう。
※JIS規格履歴書の指定がない場合は自分のPRしたい枠が広めのものを選びましょう。
手書きかPCか?
最近はPCで作成する履歴書が一般的になっています。
※企業により好みがありますのでコーディネーターに確認してみましょう。
筆記用具
手書きの場合は黒のボールペンか万年筆を使用しましょう。消せるボールペンはNGです。
修正液・修正テープは絶対NG!
面倒でも最初から描き直しましょう。薄く鉛筆で下書きするか見本を別紙で用意しましょう。
ですます調、年号は揃えましょう
和暦と西暦が混ざらないように統一します。また、他の同封資料とも合わせます。
誤字脱字チェックは第三者にもみてもらいましょう
誤字脱字チェックは必ず行いましょう。誤字脱字一つで台無しになります。

よくある疑問

履歴書(職務経歴書)の日付は記入日?提出日?
日付は記入日ではなく提出日を!
郵送ならポスト投函日、持参なら当日の日付を記載します。
住所はどこまで略して良い?
都道府県名から正式に省略せずに書きましょう。
また番地は1-2-3-405ではなく「1丁目2番3号マンション名405号室」と正式に記載しましょう。
電話・メールアドレスはどれを書く?
勤務先のメールアドレスではなく、個人のフリーメール(gmailなど)および自宅/携帯電話番号を記載しましょう。
「0」と「O」など間違いやすい文字の書き分けに注意しましょう。
写真はスピード写真機で良い?
できればスピード写真機ではなく写真館でしっかり撮影しましょう。
また、撮影前には必ず身だしなみや表情(微笑を心がけます)を確認しましょう。

履歴書の書き方のポイント

学歴のポイント

  1. 高等学校や専門学校などから記入する。
  2. 「高校」など略さず「高等学校」と記入し、学部・学科・コース名なども記入する。
  3. 和暦・西暦は履歴書全体で統一して記入する。

職歴のポイント

  1. 学歴から1行あけて「職歴」と中央揃えで記入して次の行から職歴を時系列で記入する。
  2. 時系列で記入し、会社名は略さず正式名称で記入する。
    特に(株)と略さずに「株式会社」とし、所属部署を正確に明記します。
    応募書類に関する職務内容であれば職務内容まで記載しましょう。
  3. 短期間の勤務の場合
    短期間であっても、すべて正確に記載する。
  4. 正社員ではない場合
    「株式会社***入社(契約社員として/アルバイトとして)」
  5. 部署異動/昇格があった場合
    異動部署名/肩書きと年月日を記入する。
  6. 途中で社名が変わった場合
    「当時の社名(現***株式会社)」のように記入する。
  7. 退職の書き方
    「一身上の都合により退職」が一般的です。そのほか「定年退職」「出産のため退職」も可。
  8. 職歴が書ききれない場合
    別途「職務経歴書」を用意し、「詳細は職務経歴書記入」としても良いでしょう。
    最終行には「現在に至る」と記入し、その下の行に右寄せで「以上」と記入する。

賞罰のポイント

【ない場合】
「賞罰なし」と記入し、その下の行に右寄せで「以上」と記入する。
【ある場合:賞】

賞=受賞歴や表彰歴のことを記入します。

  1. 全国・国際レベルのもの、国や都道府県からの表彰(消防署などからの感謝状)などを基準とします。
  2. 学生時代の栄光のように受賞から時間の経過しているものは一般的には記入しません。
    アピールしたい場合は趣味・特技欄などに書きましょう。
  3. 会社から営業成績1位で表彰された、業界の賞を受賞した、などは賞ではなく職務経歴として書きます。
【ある場合:罰】

罰=懲役・禁錮・罰金などの有罪判決を受けた「刑事罰」が該当します。

  1. 当てはまるものは隠さずに正確に記入します。
    ※犯歴を隠して「なし」とした場合、経歴詐称に問われる可能性があります。
  2. 「***罪 懲役*年 執行猶予*年罰 刑期終了」のように記入する。
  3. スピード違反や駐車違反、未成年時の少年犯罪などの「行政罰」は記入不要です。
    ※運転を主とするトラックやタクシードライバーの場合は交通違反も記入を要求されるケースがあります。

免許・資格のポイント

  1. アピールになる資格を書く
    取得が古いものや簡単に取得できる英検3級や簿記3級は書かない。
    ビジネス系資格なら2級以上、TOEICは700点以上を目安にする。
  2. 自動車運転免許は持っていたら必ず書いておく。
  3. 応募先や応募条件に沿った資格を抜粋する。

志望動機

  1. 職歴や資格などこれまでの経験を踏まえた内容にする。
  2. どういう仕事がしたいか・仕事における姿勢を示す。
  3. 自身の体験や思いを含めたオリジナルの内容にする。

本人希望欄

  1. 待遇面は原則「給与、待遇は貴社規定に従います」とする。
  2. それ以外は記載しないのが一般的です。
    ※例外:希望職種、通勤手段の希望、連絡手段の希望などは書いても良いでしょう。